先日の台風21号、更には北海道の地震など今年は自然災害が色々と多くなっています。
湖南市は大阪を震源とする地震や台風でもものすごく大きな被害が町にあったわけではないですが、それでもいざという時にどうすべきか、湖南市住民として知っておきたい防災は?などなどが気になってきます。
そんなタイミングの中で町の防災をより知ることが出来る防災訓練「みくも学区防災訓練」が行われましたので行ってまいりました。
実は今年住んでいる地域の組長をしておりまして、その中でみくも学区防災訓練の割り振りが回ってきました。
組で役が当たったりこういう行事ってどうしても「あー、回ってきてしまったー。」と思いがちで、思いの他に組長をしてみると「町の人とも知れるし案外いいかも。」とかなっていたり。
そして防災に関しては興味のある分野でもあったので、思った以上に「何するんだろう。」的なワクワクで挑みました。
毎年行われているみくも学区防災訓練では、まずこのように訓令想定や実施要領などが配布されます。
そして自分自身がどの係りになるかが割り当てられ、今回の訓練場所である三雲東小学校へ。
今回の訓練では
・避難所となる三雲東小学校のスペースの把握
・避難所体験
・防災の意見交換
などなどを行いました。
実際には何か設営をしたりというわけではありませんが、それでも実際に行ってみると「なるほど!」ということがいっぱい。
例えば三雲東小学校にあるこのふれあい動物ランド。
実際に災害が発生した場合にはペットの飼育場所として確保されるようです。(状況によって異なる可能性あり。)
他にもプールの場所は洗濯場や物干場になったり。
三雲東小学校の体育館でいえば、100人ほどが避難所の受入の上限であることを知ったりしました。(人数上限がいくからこそ、地域のまちづくりセンターなどがより活用されます。)
こういった情報も、もし災害が起きてから知るより事前に知ることで家から持っていかなければいけない物のリストアップなどに役に立ったりします。
他にも体育館内で個室空間、寝所を作るこのダンボール。
実際に組み立てるとこのようになります。
そしてダンボール畳だけと、もう一枚引くと全然硬さが違う!とかも体感。
最後は人生初の炊き出しを食べて終わり。おおよそ2時間ほどの防災訓練となりましたが、何より「知ることができた!」というのは大きかったなと。
知り合いの方と話していたら「いやいやでもこういうのは絶対参加した方がいい。知ってると知らないは本当に大違い。」には大きく頷いてしまったなー。
自然災害が滋賀県の場合比較的少なかったりしますが、もし何か合った時に情報として知っておく、準備しておく大切さをより実感できた一日。
もし情報として先に知っておきたい!という方はこの辺りのページを見てみるといいですよー。
参考リンク:危機管理・防災課
ではでは。