実はここ4日ほど上海へ行っておりました。本業がホームページ制作なのですが、次なる展開でこの技術を活かして次に出来るものはないかなと。
2016年1月頃から湖南市国際協会で知り合った木田さんにマンツーマンで中国語を教えてもらい(週一)、独学でも勉強して。
行ってまいりました。上海。
観光全くせず、中国人と一杯話して、現地で仕事できるかどうかを試す4日間で、わかったことがあります。
「あ、これ滋賀県なり、湖南市なりを従来の方法で情報発信しても外国には伝わらない。」ということです。
見出し
例えば外国に旅行でいくとして、ツアーの場合、ガイドさんがいてバスにのってついていけば特に困ることはないし、周りも日本語が通じる日本人ですので、それで全く問題ありません。
ですが、外国人が日本にやってくる場合、そのツアーは東京や大阪、京都などの有名な場所であればツアーコースがあったりしますが、そもそもの滋賀県という地方のツアーはありません。(今回50人ほどの上海人と話しましたが、全員滋賀県知らず。でも上の三都市は知ってました。)
となると滋賀県に訪れる外国人はツアーでない可能性が高いです。
そういう人達に伝える情報は滋賀県の魅力であるきれいな景色や美味しそうな食べ物も必要ですが、もっと旅に密着する情報じゃないと駄目です。全員が全員バックパッカーなわけでないので、旅に慣れている人ではない。
また英語版さえ作っておけばそれで大丈夫!でもない。なぜなら日本に訪れる外国人が全員英語が母語なわけでないので。
そもそも日本中にあふれる観光情報サイトの多くが中国の場合、Googleが使えないのでbaidu.comというサイトで見てもらわないと駄目ですし、何よりネット規制があるのでそうならないサーバー選びも必要です。(湖南市の公式サイトは中国のWifiでも見れました!)
じゃあどうすればいいか?
これ結構シンプルやと思っていて、「ターゲットとする国の言語で親切な情報サイトを作ること。」やと思います。
例えば滋賀県であれば。
・関空からの滋賀県への行き方
・ツアーコースを作って、情報過多を防ぐ。
・リーズナブルで美味しい料理かつ日本文化を味わえるように。
・母語の情報がパンフレットや看板にその地域にない場合でも、ネット上の母語で補う。
・フリーWi-Fiの使い方。
などなど、ここらへんをしっかり情報として開示しておくこと。
多分理想は「滋賀県です!!滋賀県です!!!!」とアピールするサイトよりも、「日本の地方にいくならガイド」みたいなサイトを作っていて、その情報の中に滋賀県の内容をふんだんにいれておく方がいいです。
そして僕はそれを作ります。いつも通り、誰に依頼されたわけでもなく個人で勝手に始めます。
(現地にいってみると、テレビやメディアで見ていた情報と違うことがわかったり。上海の公園はとてもきれいで、夜道もめちゃくちゃ安全でした。)
今、湖南市でコワーキングスペース「今プラス」したり、猿飛佐助は忍ばないというサイトしたり、この日刊!湖南市したりしていると、いつの間にか地域の人や行政の人からも「新しい何かする人」という位置づけになっていたりします。(大半は「仕事何してる人なんですか?」と思われていると思いますが。)
ただこういうことをしていると、ありがたいことに湖南市でも「面白いことしたい!」と協力したり、お声がけ頂いたり、他の地域からも来ていただいたり、人と人との連携を生み出すことができるようになりました。
僕はこれからも湖南市を離れて何かをするというよりも、この地元を拠点に何か面白いことを市内、県内、そして世界中でしていきたいなと。
そうしていけば、「あれ、湖南市って場所に面白い人いるしいってみよう。」となってくれて、他地域からも湖南市への関心度がすこーーーーしずつでも広がっていければ!
ということで2017年は北京、台湾、マカオ、ポルトガル、シンガポールへ行って、現地の人と交流をとり、滋賀県の中国語とポルトガル語のサイトを作成して、はたまたそれを湖南市に還元していきます。
(行かしてくれる家族、特に妻に本当に感謝。日本にいるときは全力で子育ても頑張ります。)
よく町を変えるのは「若者、よそ者、バカ者」と言われますが、そのバカ者で有り続けて「何か最初はやってはりましたけど、しっかり形になりましたね!」と思ってもらえるように。
あとこれから色々な国をいって、コワーキングスペースいったり会話したり、バスケしたりなどをするまとめサイトみたいなのを作りましたので、こちらもよければチェックを!
参考リンク:滋賀と世界
ではでは。