—-他の地域で参考にしているまちづくりセンターもあるんですか?
そういう意味では水戸まちづくりセンターさんは指定管理を受けた後にホールを改装されて、コーヒーとかを飲めるような形にされているので、できればここも同じようにしたいなと思います。
その為には許可を頂かないといけない部分もあるのですが、やっぱり施設が地域の人に利用してもらえるとなるとそこは全力で動かないと(笑)。
—-なんでも動かないと変わらないと。
そうですね。
僕は個人的に思うんやけど、良い意味でもっとはじけてもいいんじゃないかなと思います。コーヒーでもそうだけど新たなチャレンジをしてみた上で失敗もそれはそれで価値が大いにあるかと。
人が来てくれたら活性化されると思うし、柑子袋は三雲小学校が遠いので、子ども達は疲れて、ここにトイレを借してなど言って寄ってくれるんです。その雰囲気が一番うれしいんです。
なので、そういうところからまちセンに馴染んでくれてまちセンで何かあるから僕・私はあれに行きたいというので親も送って来てくれたりしてこんなんしてはるんやね~ってそこから広がっていければいいなぁと思って今一生懸命種を育てているところです。
—-「何かないと行ってはいけない場所」というイメージから「何もなくても行っていい場所」となると立ち寄りやすくなりますもんね。
そう!
だから高齢者の方も一緒で「ちょっと家まで帰るのしんどいわー」となったら、どうぞどうぞ休憩しに来てください。ウォーキングで歩いててトイレに行きたいわっていう方も、どうぞどうぞ来てください。
そんな感じから興味を持っていただいて利用して頂けたらいいなぁって思います。
—-うーん、話を聞けば聞くほどまちづくりセンターのイメージが変わってきます(笑)。最初はもっと事務的な施設かと思っていました。
これはそこで働いている職員の気質やと思う。
最終的にはそれが大きい。まちづくりセンターを良くしたいという思いと、ただ職場として働いているだけの職員では行動する内容も、利用者の方に対しての反応も違うと思います。
—-中で働ている人次第で巻き込める人の数も変わってきそうです。
だから、地域を活性化していくには若い力が本当に必要だと思うし、地域おこし協力隊の吉田さんやこれから中野さんにも来ていただこうと(笑)。
伺っていたら中野さん、岩根の方にお住まいなのかなと思っていましたが甲西中やし、吉永って聞いたんでそれなら絶対!
今回のこのインタビューでもそうですけど興味を持って下さって、他の方もこんなんできるんや~ってなりますもんね。
—-是非!巻き込むという意味ではやはり主婦層はとても重要な人たちになりそうです。
手作りのアクセサリーや雑貨のおけいこ場やフリーマーケットに是非!!
文化祭の時もサークルで作られた作品を掲示したり、一般の方も持って来て下さったら飾るんです。その作品数が減少傾向にあるので、出来れば手作りされている方ともコンタクトをとりたいなというのもあります。
例えばお祭りの時に、駐車場のスペースでの販売はしていただくことは可能ですし、そういう作品を飾ってほしいんやけど、見てほしいなという時はスペースを提供することは出来ます。
手作りするのが好きで家で教室を開いているんやけど、子どもが帰ってきたら賑やかになるし・・・っておっしゃらはるんやったらどうぞここ使って下さってって感じなんです。