遂に本日となりました!滋賀県湖南市出身!更に日枝中学校卒業の山中慎介選手のWBC世界バンタム級タイトルマッチ。
防衛回数を重ねて重ねて重ねての9度目の戦い。
場所は東京都の大田区総合体育館で、関西系列だと本日19時から読売テレビで番組プログラムが組まれています。
9度目となる防衛戦なのですが、試合が始まる前に!より試合を楽しむために知っておきたい情報をまとめてみました。
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今回9度目の防衛となる山中慎介。かなりの回数、WBCのベルトを守ってきたわけですが、これまでの歴史上だと山中慎介以上に防衛してきた選手といえば…。
具志堅用高、長谷川穂積、内山高志になります。
そして最多数は具志堅用高のWBA世界ライトフライ級13度防衛、さすがです。
山中慎介の階級はバンタム級。
そしてこれまでこの階級で世界王者となった日本人選手は…。
ファイティング原田:WBA・WBC世界バンタム級
新垣諭:IBF世界バンタム級
六車卓也:WBA世界バンタム級
辰吉丈一郎:WBC世界バンタム級
薬師寺保栄:WBC世界バンタム級
戸高秀樹:WBA世界バンタム級
長谷川穂積:WBC世界バンタム級
亀田興毅:WBA世界バンタム級
亀田和毅:WBO世界バンタム級
そしてバンタム級に限っていえば、防衛回数の最多は長谷川穂積の10回となっています。
本日対戦する選手はパナマ出身のアンセルモ・モレノ。
2008年にWBA世界バンタム級王者となり12度の防衛に成功したパナマの強者であります。
実は2014年の9月26日にドミニカ共和国のファン・カルロス・パヤノに敗れて13度の防衛には至らなかったのですが、1年ぶりとなる今日の試合ではWBAではなくWBCバンタム級王者を狙いにきました。
Youtubeにもアンセルモ・モレノのこれまでの対戦動画がアップされていますので、試合前に見てみてはいかがでしょう。
参考リンク:Anselmo Moreno-Youtube
ちなみに日本人選手と戦うのはこれが初めてです。
次は9度目の防衛挑戦というところにクローズアップして、ボクシングの世界的なタイトル認定団体であるWBA、WBC、IBF、WBOの最多防衛数はご存知でしょうか。
まず山中慎介が現在王者を保持しているWBCはタイのVeeraphol Sahapromが14度防衛が最多防衛数となります。長谷川穂積が10回防衛を果たしているのですが、実はその上がいました。
でもこのVeeraphol Sahapromを下したのが長谷川穂積だったりするんです!
続いてのWBA、こちらは亀田興毅の8回が最多!と思いきや、アメリカのJeff Chandlerが1980年から84年まで9回防衛しており、こちらが最多となります。
次はIBF。初回王者がなんと日本人の選手で新垣諭というボクサー。
そこから一度防衛したのですが、二度目は失敗。それから時は流れ1988年にアメリカのOrlando Canizalesが16度の最多防衛を果たしています。
最後に一番歴史が新しいWBO。こちらは二人いまして、最多防衛数は3回でコロンビアの Jorge Julio Rochaと亀田和毅になります。
最多防衛数付近にクローズアップすると日本が得意とする階級?なのかなと思うのですが、教えて詳しい人。
サウスポーとは左構えで戦う選手のことをいい、山中慎介も高校時代からサウスポースタイルとなったようです。
そして今回対戦のモレノもサウスポー!つまりサウスポー対決なのです。
これまで対戦してきた選手の中でいえばフィリピンのマルコム・ツニャカオやメキシコのトマス・ロハス、オーストラリアのビック・ダルチニアンもサウスポー。
(いずれも山中慎介の勝利。)
これまでのサウスポー同士の対戦経験を活かした戦いを見せてくれるでしょう!
防衛回数が増えるにつれて全国的にも注目されてきた山中慎介選手。
その注目度からもわかるようにネットではこの対戦に関して複数の詳しい記事が掲載されていますのでこちらも見ておきましょう。
[Number web]山中慎介、V9モレノ戦は最大の試練。互いのペースを奪い合う神経戦必至。
[日刊スポーツ]山中慎介V9へ「もぐらたたき戦法」でモレノ叩く
[スポニチ]山中慎介VSアンセルモ・モレノ~ボクシングWBC世界バンタム級タイトルマッチ
もちろん山中慎介の勝利で。
しかもぜひKOで!9度目の防衛を果たしてよりその強さを魅せつけてほしいと思います。
湖南市出身の方も、そうではない方も!ぜひ山中慎介選手の防衛戦を応援しましょう!